12月8日発売の岩波書店の月刊誌「世界」に、私が翻訳をさせていただいた論考が掲載されました。「日本の冤罪と『否定の文化』」と題する論考で、著者はデイビッド・ジョンソン氏(ハワイ大学教授)です。
内容について私が説明できるようなものではありませんが、翻訳しながら何度も考えさせられるような、すばらしい論考だと思いました。翻訳の機会を与えて下さった編集部の方に感謝いたします。
ジョンソン教授の論文を翻訳させていただくのはこれで3回目となりますが、日本の司法制度を西洋諸国との比較から論じておられる点が、我々弁護士にすればとても示唆に富んでおり、いつも翻訳しながら勉強させてもらっています。民主主義や国民主権の本質にせまる意味深長な英文を、読みやすくこなれた日本語にするのは苦労が多く、頭の中でああでもない、こうでもないとめぐらせて時間ばかりが過ぎていきました。一度日本語訳を作成したあとでも、岩波の編集の方にするどい指摘をもらったりして、日本語の表現を何度も話し合いながら変更しました。日本の冤罪の実態について、もっと活発な議論が起こって欲しいと願っています。
是非ご一読ください。
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