弁護士は、登録したての弁護士も、30年の経験を積んだ弁護士も、同じ「弁護士」です。資格に違いはありません。

依頼者のみなさんからすれば、登録したての若い弁護士であれ、経験豊富なベテラン弁護士であれ、同じ「弁護士」で、同じように信頼をすることになります。

企業に勤めるサラリーマンと違って、このように弁護士はまだ経験が浅い段階から、1人で仕事を任されることが多々あります。事務所にご依頼いただいた件や、経験豊富な弁護士にご依頼いただいた件について、ベテラン弁護士と若い弁護士がタッグを組んで事件に取り組むことも多々ありますが、国選弁護事件等は、登録直後の弁護士であっても1人で依頼者のために全力を尽くすことになります。

このように経験が浅い段階から1人で仕事を任されることは、弁護士としての実力をつけるには非常に恵まれているのですが、一方で、自らの弁護活動を省みたり、他人から評価されるという機会を持てなくなるというマイナスもあります。自分としては全力を尽くしたのだから、仮に結果が伴わなかったとしても、「全力を出したから仕方ない」であるとか、「事件が悪かったから、誰が弁護活動をしても同じだ」などという言い訳をしてしまいがちです。

しかし、それでは弁護士としての実力を向上させる機会を失うことになってしまいます。自らの弁護活動について、他人から評価をしてもらうという機会を積極的に確保することがとても重要だと思っています。

私も先週末、実際の事件の記録を素材にした弁護活動について、他の弁護士から批評を加えてもらう研修の機会がありました。普段、自分一人では気がつかないようなことを指摘してもらい、次の弁護活動に生かそうという思いを強くしているところです。

当事務所の弁護士はこのような研修に積極的に参加しています。研修の講師をやることもあれば、受講生として参加することもあります。

依頼者の利益を守れるよう、日々鍛錬を積んでいきます。

2011-12-05 15:31 | 趙 誠峰